眠り姫

和「頭良いとは聞いてたけど、ここまでとはねぇ。」

翔「みぃって、そんなに頭良かったんだ…」

龍「お前一緒に住んでて知らねぇのかよ。」

翔「だって、みぃは宿題以外で勉強してるとこ見たことねぇし、だいたい成績の話なんて家でしねぇよ。」

「別に、満点なのはたまたまだ。」

実際、蓮とも2点しか変わらないのだから。

龍「それにしたって…ほんと何者なのみれーちゃん…」

慶「まぁ、龍も翔も赤点はなかったようですし、お金は私たちで負担するとして、これで気兼ねなく夏休み出かけられますね。」

こうして、唐突におとずれた期末テストでの様々な賭けは、全て丸く?収まった。