「翔(しょう)、いいかげんおきな。
遅刻するから。」

1つ下の弟を起こしにかかる。

たいてい起きてはくれないが。

翔「めんどくせ〜。」

だったらなんで高校進学したんだよ。

「なら、いつまでも寝てろ。」

翔の朝ごはんと、お弁当を机に用意し静かに家を出た。