元「なんで?好きな人でも出来 たの?」
沙「・・・」
元「そうなの?」
沙織は
うなずいて
しまった。
これで
元気は
私の事を
忘れて
くれるだろうか?
元気の事は
今でも
好きだけど
ホステスをしている
私を見て
ガッカリしたと
思っていた。
元「俺よりその人の事を好きな の?」
沙「うん、すごくいい人なの」
元「じゃ、もう待ち続けても無 駄なんだね?」
沙織は
また
うなずいた。
沙織は
社長さんの
事を
想って
言っていた。
社長さんとは
親子の様な
付き合いなのに
心にもない
事を
言ってしまった。
