沙織は
「もしかしたら、これから…」
と考えたが
社長さんは
社「もう遅いからそろそろ帰る かい?」
沙「そうですね。近いうちにま た来て下さいね」
と言って
別れた。
それからは
時々
お店に
来てくれ
その度に
お店が
終わってから
誘ってくれた。
沙織は
ふと考えた。
社長さんは
なぜ
毎回
私を
誘ってくれるんだろう。
何回か
話しているうちに
沙織は
厳しかった
実父とは
違い
社長さんが
優しい
父のような
存在になり
実父には
甘えられなかったが
社長さんには
素直に
甘えられた。
今までの
過去も
話し
沙織は
少し
楽になった
気がした。
