帰り道

「これでいいのかなぁ」

と思いながら
部屋に戻った。


「早速明日は服を買いに行かな きゃ」



次の日
服を
何枚か
買って
初出勤


ホステスは
沙織を入れて
5人だったが

みんな
沙織に
良くしてくれ
ママも
良さそうな人で

一日目は
何とか
終わった。


慣れない
仕事と
ヒールで

「ふぅ~足が疲れたぁ~」

とベットに
倒れ込み

「私が夜の女になったら元気は どう思うかな?」

考えたら
泣けてきた。



一ヶ月が
過ぎ
夜の
仕事には
慣れたが

沙織は
帰って
一人で
部屋に
戻ると

毎日
お酒を
飲む日が
続いた。

と言うか

元気の
事を
考えると
飲まずに
いられなかった。


このまま
元気は
私の事を
忘れるだろうか。


元気には
普通の
彼女と
結婚して

幸せに
なってほしいと
思っていた。