そこは
スナックだったが
貯金も
無くなったし
アパートから
近い事もあって
取りあえず
昼の仕事が
見つかるまでの
バイトの
つもりだった。
話だけでも
聞いてみよう
と思い
ドアを
開けた。
そこには
ママらしき人しかいなく
優しく
説明してくれた。
沙織は
夜の仕事は
もちろん
ホステスも
初体験だった。
お酒も
そんなに
強くないし
不安だったが
ママが
気に入ってくれ
「明日からでも」
って話に
なってしまった。
話を聞いて
断わる事も
出来ず
「よろしくお願いします」
と言ってしまい
店を
出た。
