来年の 春には 赤ちゃんが 生まれる。 本当に 嬉しくて 楽しみ だった。 「無事に生まれますように」 と 毎日 祈っていた。 元気も 今まで 以上に 家事を 手伝ってくれ 沙織の 体を いたわって くれた。 毎月の 検診も 元気の 休みに 合わせ 付き添って 行っていた。 車に 乗る時も 何かあったら 困るからと いつも 後ろの 座席に 乗せられていた。