「うわっ…」
教室に入ろうとすると中は人でごったがえしていて
人混みが苦手な私は教室に入るのをためらった
ぼーっと教室を眺めていたら
『琴乃!同じクラスやな!!』
元気よく声をかけてきたのは幼稚園から一緒で仲良しの洸希
クラスが離れて以来話す機会が少なくなってしまっていた
洸ちゃんとは家族ぐるみで仲が良く、女の子だけれど男勝りな性格なため私ともそれなりに気合う
(あぁ…今年1年は洸ちゃんと過ごすんだな)
私は“女子”特有のグループを意識しながら
洸ちゃんと教室のドアに貼られていた名簿を見た
2人とも自分の名前は確認したが人混みのあまりクラスメイトの名前は確認していなかった
『は~?あいついるやん…。え!あの子一緒!』
なんて言いながら横で1人づつ名前を確認して
大きな声で喜んだり怒ったりする洸ちゃんは
玄関で見た子達と同じ雰囲気がして可愛かった
教室に入ろうとすると中は人でごったがえしていて
人混みが苦手な私は教室に入るのをためらった
ぼーっと教室を眺めていたら
『琴乃!同じクラスやな!!』
元気よく声をかけてきたのは幼稚園から一緒で仲良しの洸希
クラスが離れて以来話す機会が少なくなってしまっていた
洸ちゃんとは家族ぐるみで仲が良く、女の子だけれど男勝りな性格なため私ともそれなりに気合う
(あぁ…今年1年は洸ちゃんと過ごすんだな)
私は“女子”特有のグループを意識しながら
洸ちゃんと教室のドアに貼られていた名簿を見た
2人とも自分の名前は確認したが人混みのあまりクラスメイトの名前は確認していなかった
『は~?あいついるやん…。え!あの子一緒!』
なんて言いながら横で1人づつ名前を確認して
大きな声で喜んだり怒ったりする洸ちゃんは
玄関で見た子達と同じ雰囲気がして可愛かった
