儚 く 美 し い 貴 方 は 先 生 ❀ ٭ *

『おはよう~』

眠たそうな目を擦りながら私と同じマンションの同じフロアから降りてくるのは幼馴染みの梨花だった

「おはよ~梨花クラスどうやった??」

『う~ん、微妙かな~、去年よりは全然マシ!』

「そっか~笑」

なんて楽しく話しながら並んで自転車をこいだ



梨花とは自分でもびっくりするぐらい気が合うし

滅多に喧嘩もしない、したとしても次の日にはお互い忘れてる

2人で話している時はずーっと笑っていられたし一緒に居るのが心地よくて

家族みたいに思っていた