承「ここの学校の事はよく
分からないけど、クラスメイトなら
仲良くするべきなんじゃないかな?」
偉琉「...くだらねぇ野郎が来たもんだ。」
そう言うと王様は教室を出て行った。
その後ろを追うように他の2人も出て行った。
王様がいなくなった教室は
いつもほんの少しだけ
新鮮な空気になるように思う。
皆、怯えてるんだ。皆、怖いんだ。
生徒も教師も彼の事を恐れている。
でも、私はそれを
おかしい事だとは思わなかった。
仕方がない。
強い者もいれば弱い者もいる。
それがこの世界の当たり前なんだ。
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