葉瑠「王様は言いました。
この学校からいじめはなくならない。
強者は必ず弱者をいじめる。
そう言いました。でも、私は
そんなはずがないと思ってました。
だって!ここにはいじめられる辛さを
知ってる人が沢山いる。
賤民がいじめられる姿を見て
心を痛めた人が沢山いる。
いつ自分はいじめられるんだろうか。
明日だろうか。明後日だろうか。
そんな事を毎日毎日、考えて
苦しい思いをした人が沢山いる。
だから、絶対にそんな日は
来ないと思ってました。」
王様はいつも正しい。
思えば、あの時から王様は
覚悟していたんだ。
輝龍くんが王様の手を離した瞬間から。
葉瑠「でも、王様の言う通りだった。
強者になった途端、皆は
王様をいじめ始めた。
楽しかったですか?いい気味でしたか?
今まで自分を苦しめて来た人に
同じ苦しみを与える事が出来て
気持ち良かったですか?」



