王様生徒会長と最弱ヒーロー


壮吾「間違ってない所か...
葉瑠ちゃんの物語には俺がいた。
誰にも話した事のない俺の話。
...救われたんだ。葉瑠ちゃんの
言葉に俺は助けられた。
だから、助けてあげて欲しい。
叶斗の事も。葉瑠ちゃんは
最弱ヒーローだから...。」

葉瑠「最弱ヒーロー?」

壮吾「絶対的王者に立ち向かう
学校で最も低い地位にいる
最弱ヒーロー。...でもきっと
葉瑠ちゃんなら、救える。」

そっか。私は夏目くんの事を
救えたんだ。助けたんだ。
...だったら...

承「櫻田さん。どうするの?」