そんな私に誰かがタオルを かけてくれた。 承「大丈夫?」 葉瑠「...あなたは?」 承「今日からこの学校に転校してきた 大倉 承(おおくら じょう)。よろしく。 机運ぶなら手伝うよ。」 葉瑠「...構わない方がいいと思う。」 承「...え?」 葉瑠「あなたまで賤民になるから。 私に構わないで。」 私はその人にタオルを返すと机を運ぶ。 この学校に来てから 何度、この机を運んだだろう。