偉琉「...てめぇ...。」

壮吾「はい!て事で!
不足分は生徒会が負担します。
ほら、皆、ちゃんと並んで!」

夏目くんがいてくれて良かった。
そう思った矢先の出来事だった。

偉琉「壮吾!」

壮吾「何?」

偉琉「てめぇはたった今クビだ。
てめぇの好きにはさせねぇ。」

王様は、裏切った仲間を許さない。

壮吾「そう言うと思ってた。」

偉琉「は?」

壮吾「だから、これとは別に
用意しといた。ポケットマネー。
偉琉の好きにすればいい。
でも、俺は着いていくよ。
そこにいるヒーローさんに。」

...嘘。私のせいで鉄壁に守られた
生徒会が...崩れるの?