王様生徒会長と最弱ヒーロー


葉瑠「だけど、ちゃんと知ってるんだ。
私たちの力じゃ限界がある。
大人が勝手に決めてしまうから。
私たちの大切な国は奪われちゃうんだ。
だから、お願いします。
私たちを助けて下さい。
いい国を作るために力を貸して下さい。」

プライドも恥も何もない。
でも、何もない人間だからこそ
出来る事があるんだ。

偉琉父「偉そうな事を言っておいて
結局、親に頼るのか。」

偉琉「頼って悪ぃかよ。」

偉琉父「何を言ってるんだ、偉琉。
お前も納得したじゃないか。
自分の身が守れるのなら
それでいいと言っただろ。」

偉琉「俺はそんな事一言も言ってない。
俺は卒業までこいつと一緒に戦う。
あんたには屈しねぇ。
あんたが助けてくれないのなら
俺は、あんたの跡継ぎにはならない。」