偉琉「お前は最弱ヒーローだ!」
私の大好きな王様が私に向かって叫んだ。
偉琉「櫻田 葉瑠!ふざけんじゃねぇ!
散々、俺らの事かき乱しといて
お前1人で逃げんのかよ!
お前は強い奴と戦うために
頑張ってきたんじゃねぇのかよ!」
周りでは私の大切な人達が
私に向かって微笑んでいた。
偉琉「最弱ヒーローは言った。
本当は誰よりも正義感が強くて
誰よりも孤独の辛さを知ってる
彼は、また自分を犠牲にしようとしてる。」
今まで私が何度となく皆に
言ってきた言葉を青柳くんは真似ていた。
偉琉「でも、自分を犠牲に
してきたのは俺じゃない。
自分を犠牲にしてきたのはお前だろ。
失う物は何もないと思ったから
私は戦う事を決めた。お前はそう言った。
でも、違う。自分を犠牲にしてもいいと
思ったからお前は戦ったんだ。」



