王様生徒会長と最弱ヒーロー


偉琉「おい!待てよ、葉瑠。」

追いかけてきた青柳くんの
手を私は振り払った。

葉瑠「私に何を期待してた?」

偉琉「だってお前は...」

葉瑠「...残念だね、私は
青柳くんが思ってるほど
いい人間じゃないよ。
結局は自分が1番大切だから。
もういられない学校よりも
新しく通う学校の方が大切なんだ。」

偉琉「違うだろ、お前は...」

葉瑠「迷惑なんだ。
いつまでも未練がましく
縋りつかないでよ!
良かったじゃない!
あなたは学校を辞めずに
済んだのだから。」

違う。...好きだ。大好きだ。
ずっと一緒にいたいけど...でも...
私が犠牲になる事で青柳くんが
救われるのならそれでいい。
仕方ない。仕方ないんだ。