私は今、その試験に向けて猛勉強中だ。
葉瑠「青柳くん。ここの問題
教えて欲しいんだけど
この問2の意味が分からなくて。」
偉琉「葉瑠。」
私のシャーペンを青柳くんが奪い取る。
偉琉「何もお前が辞める事はない。
親父の事は説得するから
お前は勉強なんてしなくていい!」
葉瑠「何言ってるの?
もうすぐ期末試験だよ?
勉強しなきゃ、進級出来ないよ?
嫌だよ、もう一度2年生なんてさ。」
なんとかうまく誤魔化して。
葉瑠「もういいよ。
夏目くん!あのさ、この問題...」
壮吾「葉瑠ちゃん...こんなの
絶対に違うって。」
葉瑠「そっか。夏目くんもダメなんだ。
だったら、輝龍くん...」