壮吾「うっぜぇな、お前。
勝手に話しかけてきてんじゃねぇよ。」
葉瑠「でも、やっぱり!!
うざくても、私の事が嫌いでも
夏目くんが責められるのは変だよ!
たかが4点じゃない!!
500点満点中496点も取ったんだよ?
それって、すごい事じゃん!
自分を褒めてもいいじゃん!」
壮吾「それ以上...!!
俺に話しかけたら明日から
お前の事、徹底的に潰すからな。」
分かってる。...こんな事。
学校じゃ有り得ない。
学校を牛耳る生徒会の一員に
気安く話しかけるなんて。
だけど、止められなかった。
葉瑠「夏目くんは…平気…なの?」
...何で夏目くんは
あんな風に言われても平気なのか。
私には全然分からなかった。
壮吾「…平気な訳…ないだろ…
でも…俺じゃダメなんだ。
偉琉には敵わないんだ。」



