でも、こうなると
黙っていないのが大人というものだ。
今までずっと黙認してきたくせに
今まで私たちの事なんて
気にも留めなかったくせに
体裁が悪くなると出てくるのが大人なんだ。
ーガラガラ
松林「生徒会の皆さん。
少しいいですか?」
松林教頭は生徒会室へやって来ると
私たちの事を校長室へと呼び出した。
松林「校長が詳しい状況を
伺いたいそうです。
...話して頂けますね?」
偉琉「ああ。」
校長室へ通された私たちの事を
穏やかそうなその人は
冷ややかな瞳で見つめていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…