青柳くん家の前に着くと
私の記憶よりも随分と大きい家で驚いた。
...やっぱり、この人はすごい人なんだな。
偉琉「入って。」
葉瑠「...お邪魔します。」
エントランスを抜け長い長い
廊下の先には階段があった。
どこかのホテルみたいで
こんな場所で毎日、青柳くんが
生活してる姿が想像出来なかった。
そのくらい、現実離れした光景だった。
階段を登り1つの部屋の扉を開けると
これまた高級ホテルの
スイートルームのような部屋だった。
初めて入った男の人の部屋が
まさかこんな豪邸とは
想像もしていなかった。
今日、私は青柳くんと1つに...



