一同「きーえろ。」
一同「きーえろ。」
一同「きーえろ。」

だけど、私は項垂れる大倉くんを
放っておく事なんて出来ない。

確かに、私は弱虫だけど
大倉くんの言葉に救われたから。
助けてくれたから。
大倉くんがこんな人達のために
学校を辞めるだなんて間違ってるよ!

葉瑠「間違ってるよ!!!」

偉琉「は?」

葉瑠「我慢して、耐え抜いて
言いなりになって、諦めて...
そうやって私は今まで
やり過ごして来た。...でも...
自分を押し殺すなんてもう沢山だ!
生徒会に怯えながら過ごす日々なんて
もう沢山だ!これが私の日常なんだって
諦めて笑うのは、もう沢山だ!
私は戦う!あなた達と。徹底的に!
これ以上、あなた達の好きにはさせない!」

案の定、王様は私の事を睨んでいた。
でも、もう怖くない。...決めたから。
私はこの人達と徹底的に戦うんだ!