文化祭2日目。
時間になると美乃ちゃんは
遊戯室へとやってきた。
葉瑠「美乃ちゃん。
来てもらってすぐで悪いんだけど
今から主張して貰ってもいいかな？」
美乃「え？今からですか？」
葉瑠「ごめん。想像以上に
人が集まっちゃって...」
美乃「分かりました。」
美乃ちゃんは舞台の上に立つと
怖気付く事なく話し始めた。
美乃「私は今日、この学園にいる
ある1人の人の罪を告白するために
ここへ来ました。その人は
私のお兄ちゃんを殺しました。」
美乃ちゃんの突然の告白に
生徒達は騒然とした。
美乃「皆さん、騙されないで下さい。
この学園で1番の悪者は...」
輝龍くん、助けるよ。
あなたも目の前のこの子の事も
必ず助ける。
