お店を出た私の気分は
モヤモヤしていた。
偉琉「悪かったな。付き合わせて。」
葉瑠「いいけど...」
偉琉「あいつに渡すかどうか
本当は迷ってた。」
葉瑠「え?」
偉琉「昨日の放課後
美波...あいつの彼女に渡されて
その足でここに来たけど
あいつに渡せなかった。」
そっか、昨日の青柳くんの
用事ってこれだったんだ。
葉瑠「でも、お前と一緒なら
渡せると思った。」
葉瑠「どうして?」
偉琉「お前といると勇気が湧く。
頑張ってみるか。やってみるか。
努力してみるか。そう思える。
...渡せて良かったわ。あいつに。」



