土曜日。 約束通り、青柳くんは 私の家の前まで 迎えに来てくれた。 葉瑠「お待たせ! あれ?今日は車じゃないんだ。」 偉琉「デートに運転手 連れてくるかよ。」 へぇ、ちゃんとデートって 思ってくれてるんだ。 偉琉「その服、誰が選んだ?」 葉瑠「え?」 偉琉「お前は服も自分で 選べねぇのかよ。 俺は壮吾みたく、そうゆう 男ウケ狙ってる服 好きじゃねぇから。」 バレちゃうんだ。 夏目くんが選んだ服だって。