壮吾「葉瑠ちゃん。これは?」
葉瑠「あ、可愛いかも。」
壮吾「うーん。でも違う。
葉瑠ちゃん。こうゆうの似合わない。」
夏目くんは何着も手に取り
私に合わせ首を傾げる。
それが数回続いた後
2通りの服を手渡してきた。
壮吾「どっちかだな。
試着してみて。」
夏目くんに言われた通り
試着室で服を着た。
さすが夏目くん。本当にセンスがいい。
...うん、どっちも欲しい。
壮吾「どっちでもあり!」
夏目くんがそう言うのなら
どっちも買おう。
幸い、今まで特に買うものが
なかった私のお小遣いは残っている。



