王様生徒会長と最弱ヒーロー


よく考えれば私、青柳くんの
好みとか何にも知らないもんな。
夏目くんならきっと知ってるよね。

葉瑠「じゃあお願いしようかな。」

壮吾「任せて。」

夏目くん家の車で
街へと繰り出した私たちは
私がよく行くお店へと入った。

女子「見て!あの人、超イケメン。」
女子「でも、彼女持ちだよ。」
女子「何か釣り合わなくない?」
女子「確かに彼女、超地味。」

そういえば、この人モテるんだった。
最近、一緒にいすぎて忘れてた。

大声で叫びたい。
...私はこの人の彼女ではありません!って。

でも、一生懸命、私の服を
選んでくれる夏目くんを前に
そんな事は言えない。

地味で結構。地味女、万歳!