王様生徒会長と最弱ヒーロー


翌日、青柳くん家のリムジンに
乗り込むと、いつもいる2人が
いなかった。

葉瑠「あれ?夏目くんと輝龍くんは?」

偉琉「休みだ。」

葉瑠「そうなんだ。」

どうして、休みなんだろう?
聞きたいけど、聞いていいのかな?

彼女が他の人の事
気にしてるって知ったら
青柳くんは怒るかな?

偉琉「何だその目は。」

葉瑠「え?」

偉琉「聞きたい事があるなら
さっさと聞けよ。」

いや、もう既に機嫌悪いし。
辞めておこう。

葉瑠「何でもないよ。
夏目くんが休みだったら
勉強教えて貰えないなって
思っただけ。」

...本当は気になるけど。