相変わらず口は悪いけど
でも、青柳くんは青柳くんなりに
努力してる。ほんの少しずつ
皆との距離を縮めてる。
青柳くんのこうゆう姿を見て
1人でも多くの生徒が
青柳くんの事許してくれるといいな。
怖くないって思ってくれるといいな。
偉琉「何にすんだよ?」
葉瑠「え?...あ、自分で
買うからいいよ。」
偉琉「ついでだ。早くしろ。」
葉瑠「ありがとう。」
何だかんだ、いい人なんだよ。
素直じゃないけどさ。
ご飯を食べながら思った。
朝からドタバタしてて
気付かなかったけど
そういえば輝龍くんがいない。
葉瑠「今日、輝龍くんは?」
壮吾「昼から来るって言ってたけど。」
葉瑠「そうなんだ。」
夏目くんはそう言ってたけど
輝龍くんは午後になっても
学校へはやって来なかった。



