放課後、生徒会室で私は夏目くんに
勉強を教えて貰っていた。

壮吾「そう。...だから、この
公式を使うと答えが導き出せる。」

葉瑠「なるほど。あー、難しい!
こんなにも公式覚えられないよ。」

壮吾「葉瑠ちゃんは文系だな。」

葉瑠「文系?」

壮吾「大学行くんでしょ?
行くなら文系の大学の方がいい。
そしたら理系は捨てられるし。
あ!でも、捨てるって言っても
それなりには点数取らないと
いけないから!」

葉瑠「分かってるよ。
夏目くんはどこの大学行くの?」

壮吾「うーん、まあ。
第一志望はここかな?」

そう言うと夏目くんは
模試の結果を取り出した。