葉瑠「そうだよね。だって、ずっと 家来達は王様に仕えてきたんだ。 あれはダメだ。これもダメだ。 言う通りにしろ。従え。 そう言われ続けてきたから いきなりそんな事言われても困るよね。 だけど、何かやらなくちゃ。 せっかく自由になれたんだ。 お金を盗んでみた。 人の物を壊してみた。 弱い者をいじめしてみた。 上手くいった。誰にも注意されない。 もちろんだ。この国に王様はいない。 もっとやろう。次もやろう。 そうか、これが本物の自由だ!」 思い当たる節のある者は 遠慮がちに俯いた。