壮吾「ちゃーんとゲストも呼んどいた。」
ゲスト?...ゲストって何?
ーガラガラ
...あ。転校生。
承「櫻田さん、何か用?」
葉瑠「え?」
承「話があるから昼休みに
教室に来て欲しいって櫻田さんから
伝言を預かったって...壮吾くんが。」
...ちょっと。どうゆうつもり?
生徒会の人の事を下の名前で呼ぶなんて
この学校では許されない事なのに。
偉琉「壮吾。てめぇはこいつと
そんなに親しかったのか?」
壮吾「え?」
偉琉「壮吾くんなんて呼ばれてよ。
随分と親しいんだな。」
壮吾「そんな訳ないだろ。
ほら、こいつ転校生だから。
うちのルール知らないんだろ。」
王様達は大根役者の芝居みたく
白々しくそんな事を言い始めた。



