「二人がゲイだと知っても驚かなかったら、永田係長も野村くんも目を丸くしてた」

クスッと笑いながら言うとモナも目尻を下げて小さく笑ってくれた。

モナの可愛い笑顔が見られて嬉しい。


安心したら何だか眠くなってきた。

「ほら、夜更かしはこの位にしよう。
歯を磨いて眠ろう。
私もそろそろ寝るよ」

私の事を私より敏感に察知してくれる。




永田係長と野村くんにかき乱された一日は、モナの優しさに癒されて終わりを告げた。