愛って何よ?

あの告白以降、会社で野村くんはますます接触して来るようになった。

業務上の用件もないのに、だ。

今はまだ、誰にも野村くんが私に好意を抱いているなんて思わないだろう。

でもこの状況が何週間、何ヵ月と長く続いたらどうだろう。
きっと私の気持ちに関わらず、私たちは社内で噂になる。

想像しただけで寒くなるような、胸のざわめきが起こる。

早く野村くんの告白に返事をしなけるばならない。
誰かに気がつかれてしまう前に。