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「まあ、お前が悪いよな」
「わかってんだよ...」
友人にもそうばっさり切り捨てられ、
俺は友人にもたれ掛かるようにしてうなだれた。
「たかだか3日彼女に会って貰えないくらいで
俺に甘えてくんのやめろよ」
「はぁ...今度こそ振られんのかな、俺」
「はあ? なんで」
いくら幼なじみとはいえ
女と2人きりで出かけたのは紛れもない事実で、
連絡もなしにコソコソ会っていると思われても
仕方のない状況を見られた。
そういうことを嫌う彼女だと
知っていたはずなのに、やらかした。
どこからどう見ても俺が悪い。
そう友人に話すと、
今度はきょとんとした顔で彼は首を傾げた。
「謝るだけじゃあダメなのか?」
「謝ったし、説明もした。
お互い忙しくて会えなかったから電話でだけど...」
「じゃあ、会いに行けばいいのに」
「だから忙しいって...」
「? 忙しいなら家で待てばいいのに」
会いに行くのもダメなのか?
不思議そうに、首を傾げ続ける友人に
俺は冷水を浴びせられたような気持ちだった。
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「まあ、お前が悪いよな」
「わかってんだよ...」
友人にもそうばっさり切り捨てられ、
俺は友人にもたれ掛かるようにしてうなだれた。
「たかだか3日彼女に会って貰えないくらいで
俺に甘えてくんのやめろよ」
「はぁ...今度こそ振られんのかな、俺」
「はあ? なんで」
いくら幼なじみとはいえ
女と2人きりで出かけたのは紛れもない事実で、
連絡もなしにコソコソ会っていると思われても
仕方のない状況を見られた。
そういうことを嫌う彼女だと
知っていたはずなのに、やらかした。
どこからどう見ても俺が悪い。
そう友人に話すと、
今度はきょとんとした顔で彼は首を傾げた。
「謝るだけじゃあダメなのか?」
「謝ったし、説明もした。
お互い忙しくて会えなかったから電話でだけど...」
「じゃあ、会いに行けばいいのに」
「だから忙しいって...」
「? 忙しいなら家で待てばいいのに」
会いに行くのもダメなのか?
不思議そうに、首を傾げ続ける友人に
俺は冷水を浴びせられたような気持ちだった。
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