.
事の発端は3日前―
ほとんど産まれた時から交流のある
幼馴染が2人いて、
その日は俺を含めたその3人で
俺の家で飲み明かすことになっていた。
そのメンバーがまずかった。
男2人と女1人
そして不幸なことに、
男の方にドタキャンを決められ
女と2人きりになったのだ。
言い訳がましい話だが、
正直、今さらその女とどうこうなるほど
異性を意識する間柄ではないし、
女は、もう1人の男の方に
長いこと想いを寄せていることを
俺は知っていた。
だから、まったく気兼ねなく
「仕方ないし、今日は外で飲むか」
そう言って、2人で夜の街に繰り出したのだった。
それで案の定、
友人連れで飲みに来ていた彼女と
店が被ってしまい、
(その店は俺と彼女の行きつけの店だった)
今に至る。
と、言うわけである。
.
事の発端は3日前―
ほとんど産まれた時から交流のある
幼馴染が2人いて、
その日は俺を含めたその3人で
俺の家で飲み明かすことになっていた。
そのメンバーがまずかった。
男2人と女1人
そして不幸なことに、
男の方にドタキャンを決められ
女と2人きりになったのだ。
言い訳がましい話だが、
正直、今さらその女とどうこうなるほど
異性を意識する間柄ではないし、
女は、もう1人の男の方に
長いこと想いを寄せていることを
俺は知っていた。
だから、まったく気兼ねなく
「仕方ないし、今日は外で飲むか」
そう言って、2人で夜の街に繰り出したのだった。
それで案の定、
友人連れで飲みに来ていた彼女と
店が被ってしまい、
(その店は俺と彼女の行きつけの店だった)
今に至る。
と、言うわけである。
.
