「好きです!付き合ってください」

「無理」

これが私の毎日の日常…
朝から帰りまでずっとこれ…
今の人だって中々のイケメン馬鹿な女ならすぐOKするんじゃない?

タタタタタッ
冷え切った廊下を走る音が聞こえる。

「くーれーは」

私の名前を遠くから読んでいるのは私の親友の雅だ

雅の口からは白い息がでている…

「ん♪なしたのぉ☆そんなに急いで」

「馬鹿!心が読んでる」

心とは私の彼氏
一年前から付き合っている