何よ、何よ、駆け引きって
ませたガキじゃないんだし!
絶対あいつ頭おかしい!
あたしに堕天使になれと?
そんなん絶対に嫌っ!
















ボソッ
「おはよ」



「きゃああぁあ!」



登校中に耳元で囁かれる。
そんな事するやつ、あいつしかいないでしょ!!



「龍玖っ!」

「なんだよ、挨拶だろ?」

私はため息をついて龍玖の異変に気が付いた。

「あんた、なんで私の学校の制服きてんのよっ!」


龍玖はニヤリと笑った。


「転校してきました、関谷 龍玖です。よろしくう♪」









…………えぇえええぇえ?!