担任から注意されたのか、浅井君は遅刻や早退はあるが、学校には毎日来るようになってきた。

そして、私は毎日すっかり浅井君のおもちゃにされていた。



そんなある日、
「おい、凛華、ちょっとこっち来い」
昼放課、いきなり浅井君は私の右手をつかみ、誰も居ない理科室に連れてきた……


「ちょっと、何よ?」


「いいから、こっち来い」
浅井君は私の手をグイッと引っ張って、理科室の窓際まで来た……



理科室って気味悪い…
「きゃぁぁぁ」