「本当にごめんなさい…もし誤解されてたりしたら…」
何回謝っていいのかわからないくらい、迷惑をかけている。
楽しかった時間も、私のせいで壊れていく。
「あいつはわかってるよ……死ぬほど真っ直ぐ俺を信じてる」
窓の外を見て、愛おしそうにそう言う伊藤先生も、死ぬほどアミ先輩のこと信じてるんだろうな。
そんな2人が心の底から羨ましく思える。
いつのまにか観覧車は1週していて、ゴンドラから降りたらすぐ目の前に2人が待っていた。
…謝らなきゃ。
そう思ってアミ先輩の方へ向かおうとすると、その隣にいた人が私の腕を引いた。
「すいません。もう1周します」
体は回転して、出てきたばかりの観覧車にまた向かう。
ガタンと鍵が閉められて、伊藤先生の時みたいにシンとした空気が流れる。
だけど、その空気を破ったのは先生だった。

