そして合流した2人は、完全にオフモードで。
そのオフ感にまた好きが増えた。
「迷子になんなよ」
「なんないよ!」
馬鹿にしたように、そんなことを言う先生もかっこいい。
なんて思っていると、手を掴まれてその場に静止。
パッと手を掴んだ先生に振り返ると、ジッと私を見ている。
いや、この空気怖いんですけど…
「な、なに…」
「恋ちゃんいつから俺にタメ口つかうようになったの?」
「え…」
「どこであろうと、タメ口使ったらその口塞ぐからね」
なんて、いつも以上に意地悪。
だけど、かっこいいから今日は何も抵抗しなかった。
その掴まれた手はギュッと握り直されて、自然と手を繋いでいることになる。
「わかった?」

