真っ赤になるアミ先輩に、意地悪な顔をして聞く伊藤先生。
アミ先輩を見る顔が、とても優しくて、愛しているんだなとすごく伝わる。
「素敵ですね」
2人を見ているとポツンとそんな言葉がもれてしまった。
重ねたのは、白浜先生と私。
アミ先輩は、どうやって伊藤先生の心を手に入れたんだろう。
「譲呼ぶか?」
「え?」
「え、呼ぼうよ!私も見てみたい!」
私は何にも言ってないのに、目の前の2人が盛り上がっていつのまにか電話までかけていた。
来るはずないよ。
そう思っていたのに、数分したら私の隣に座った男の人がいた。
「遅かったじゃん」
「こんばんは」
びっくりして、伊藤先生とアミ先輩の言葉の先を見ると、私の隣に座っていたのは白浜先生。

