車の中にはゆったりとした音楽が流れていて、その音楽の上で私とアミ先輩が盛り上がる。
そしてしばらくしてついたのは、おしゃれなカフェみたいなお店。
アミ先輩が一度来てみたいからって、伊藤先生が連れてきてくれたらしい。
「2人はご結婚されてるんですか?」
私はなんとも思わずにそう聞くと、アミ先輩が飲んでいた水を吹き出しそうになった。
可愛いなあ。
「し、し、してないよ!」
そして言い返したと思えば、顔を真っ赤にしている。
アミ先輩は生徒会長をしていたから、学校の誰もが知っている存在だった。
今は、その時よりもずっと綺麗になって、大人になっていて。
それはきっと、伊藤先生が隣にいるからなんだなって思った。
「まあ、同棲はしてるから、新婚生活みたいなもんだよな?」
「ちょっと!」

