テストを見た私は、自分と啓太の点数が同じなことにまた喜ぶ。
「今回は100点が2人いました。町田と江夏。はいみんな拍手」
全員のテスト返しが終わり、そう言った先生。
啓太は顔ぶれな世界だけど、クラスのみんなは私が上位に入っていることに声をあげた。
まあ、そりゃそうだよね。
勉強なんてしてこなかったし。
「この調子で次も頑張るんだぞ」
そんな感じでテスト返しは終わり、先生と約束していた90点以上を獲得することができた。
協力してくれた啓太にも、感謝しなきゃな。
と、思っていたのに。
「先帰ってて」
「何で?」
「急用。また連絡するわ」
啓太と一緒に帰る約束をしていたのに、そう言ってあいつはどこかへ走って行った。
せっかくお礼しようとおもったのに。
まあ、いっか。

