「俺のことまだ好きなの」
「うんっ…大好きすぎて壊れちゃいそう……」
そう言うと、今度は優しいキスがおでこに降ってきた。
「めんどくせーな。本当」
もう、こんな言葉、言われ慣れすぎてどうにも思わなくなってきた。
そんなのじゃ、傷つかなくなった私って、すごいと思わない?
「とりあえず消毒するか」
あ…また忘れてた。
そのためにここに来たのに。
それから先生に消毒と手当をしてもらって、保健室を出た。
教室に戻ると、もう誰もいなくて午後の部に差し掛かっていることに気づく。
入ったばかりの校内を出て、グラウンドへ向かおうと靴箱を開けると、1枚のメモが入っていた。

