先生はめんどくさがり。



「それからね…」


「恋ちゃんはいつからタメ口使うようになったの」





また私の話を最後まで聞かないで、遮断する。


それに言葉を被せてきたと思えば、こんな意地悪な言葉。





「そのうるさい口、今すぐ塞いでいい?」





そして、こんなことも言うの。





「…ん。いいよ…」





いつもは、いらないって、ダメだよって言うけど、体や気持ちは嘘をついてくれない。


私は、足の傷より心の傷を優先したみたいだ。





「タメ口でくるってことは、俺と対等ってことでいいの」


「それはちが…う…んっ……」





甘いキス。



下唇を優しく噛むように、何度も何度も角度を変える。


まるでチョコレートを食べてるみたいな、本当に甘いキス。