次に、マナミさんがお父さんと腕を組んで入場してきた。
その姿は本当に綺麗で、周りが一気にマナミさんの空気に包まれる。
先生が微笑みかけて、2人で微笑み合って…
左に並んだマナミさん。
覚悟して来たはずなのに、苦しくて、悔しいほどお似合いで。
…来なければ良かった。
強くなったはずなのに、そう思う自分がいた。
挙式は誓いの言葉に入って、牧師さんが決まった台詞を口にする。
「永遠に愛することを誓いますか?」
「はい。誓います」
「誓います」
先生があんなに嫌ってたはずの、‘‘永遠’’って言葉。
今では、それを簡単に飲み込んで返事をした。

