涙をためているのに、ニコッと笑うマナミさん。
そんな彼女に頷いて、私は向かいの部屋の扉を開けた。
「失礼します…」
先生は、やっぱり涙が出るほどカッコいい。
初めて見た時みたいに、先生に吸い込まれていく。
「…来てくれたんだ」
「当たり前じゃないですかっ…すごくお似合いです」
久しぶりに見る先生。
ずっと、ずっとずっと会いたかった。
私…今、涙を我慢して笑えてる?
でも、まだ泣いてないんだから褒めて。
成長したでしょ…?
「まだ好きですって顔してんな」
なのに、酷いよ。
本当に酷い。
なんでこのタイミングで、いつもの先生なの?

