「白浜先生はお休みです」
「えー!!やだ!!」
「うちらの楽しみ返して!!!!」
クラスがブーイングの嵐に包まれる。
そりゃそうだ。
先生は人気者なんだもん。
先生が来なくてホッとしている自分もいれば、会いたいと思ってしまう自分もいた。
その日は何も思うことなく過ごして、あっという間に放課後になり、委員会もなかったから家に帰った。
家のポストを見ると、可愛らしいハガキが入っていて。
「…結婚式」
それは、結婚式の招待状だった。
面には、多分マナミさんの直筆で‘‘絶対来てね’’って。
もちろん、行かないっていう選択肢もある。
…だけど、それは負けたみたいで悔しい。
先生の前で、もう平気だよって顔して笑ってやるんだ…
先生がいなくても大丈夫だよって、ちゃんと言ってあげなきゃ。

