次の日。
いつも通り目が覚めるのに、この時間に制服を着るのが久しぶりで違和感を感じる。
お弁当を作って、久しぶりに朝早く家を出た。
家を出ると、久しぶりに見える光景。
「よっ」
「おっす」
向かいの家から、眠そうにする啓太が出てきた。
「課題やったか?」
「うん。終わったよ」
やっぱり啓太は、何も触れないでいてくれる。
幼馴染みって、言葉がいらないから、また存在の大きさを確認できる。
それから啓太と学校に行くと、靴箱や廊下で会う友達に久しぶりと声をかけられた。
そんなに久しぶりなんだって、自分ではわからない感覚。
そして…
「えーなーつー」
「げっ…」
「久しぶりだなあ?」

